Rosy's Familyのアメリカ縦断大旅行　南編 　その３

１２月３１日（木）

ここを出るのは、予定通り明日にして、アトランタについてから、また天気予報をみて考えよう。

夕飯の予約しようよ、大晦日だよ。やっぱり日本食だね。朝から電話できるのは、Epcotの中の三越だけ。だめだ、もういっぱいだ。お昼過ぎにまたほかに電話してみよう。

ものすごくいいお天気。とっても暖かい。Snow Stormがどこかを通過中なんて、想像もできない！

パークはどこもものすごい混雑だろうし、４つとも全部行ったし、あと1日分ある５days チケットは来年にとっておいて、今日は、Downtown Disneyのお店がたくさんあるところに行こうって。わ〜〜い買い物だ！！

まずは食事だ。
Rainforest Cafe に並んでいたら、列の後ろのほうから、“６人か５人の人達はいませんか？”って。“５人です”と言ったら、大きいテーブルが急にキャンセルになったからどうぞって。外の湖沿いにテーブルが６個くらいあって、そこに案内された。
いいお天気だし、最高！ラッキーだったね。
前に並んでいた人達、４５分〜１時間くらい待たないとはいれないと言われていた。のんびり、気持ちよく食事ができた。
Vacationはこうでなくっちゃね。
トイレに行くためにお店の中に入ったら、暗くて、テーブルがぎっしりで混んでいて違う世界のようだった。本当にラッキーだったね。

たくさんあるお店、はじからぜーんぶ見る。
前からほしかったミッキーのセーター(自分の)と、ミッキーの形のバスマットを買う。
あとは、お店がたくさんあるわりには、あんまりいいものが見つからなかった。

ホテルに帰って、夕飯の予約をして、休憩しよう。
大晦日だから、今からじゃどこもいっぱいだろうな。
またJALのショッピング＆ダイニングガイドをみて電話。やっぱり、いっぱいだね。
あったあった、“Aki”というおみせ。どんなお店かわからないけど、お寿司から定食メニュー、ラーメンもあるって。よかった、これで、今晩の食べる心配はなくなった。

タクシーで“Aki”に行ったら、小さいお店でなかなか見つけられなくて、予約した時間を過ぎてしまった。やっと見つけたけど、小さい、ラーメン屋みたいなお店。予約の時間より２０分過ぎたので、ほかのお客さんを入れてしまったって。で、待つ事にする。
また、お寿司。子供たちは、チャーハン、親子丼。

アメリカ人って、何でもよくお砂糖を入れる。マヨネーズは甘いし、ワインにもお砂糖を入れて飲む人もいるらしい。“Aki”のチャーハンも甘い。
悠也は甘くてまずいとこしょうをかけて、かけすぎて辛くて、甘いままの惇也のと混ぜて、また甘い！と。一生やってなさい。

店員の女の子、とってもいい子だった。とっても働き者で気がきく、いいお嫁さんになるね。帰りのタクシーを呼んでなかなか来なかったときも、何度も電話して、お店の外にまででて見てくれた。ありがとう、よいお年を！！！

子供たちをお風呂に入れて寝かしてから、うちから持ってきたシャンペンで乾杯。

“TVジャパン”という衛星放送で紅白を見ながら年越し。去年もそうだったけど、どこにいるのかわからない年越し。
窓から花火が見える。０：００だ｡“A Happy New Year！”husbandが花火のビデオを撮る。
ねぇ、でも、ＢＧＭが川中美幸だよ、いいの？で、ＴＶの音を消して撮り直し。

数ヶ月前にお母さんを亡くした武田鉄也の“母に捧げるバラード、”歌う前の“産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう、今度生まれてくるときも、次の世もまた次の世も、あなたの子供に生まれたい”というせりふに、感動。そう言われる親って最高だと思う。

来年も、子育て、頑張らなくっちゃ！

１９９９年 １月１日（金）

新しい年が明けた。今年もよい年になりますように。

さぁ、とりあえず、アトランタに向けて出発。
Good Bye Dolphin Hotel！ Good Bye Disney World！Good Bye Florida！
来年も、あっ違うもう今年だ、今年の暮れも、また来るね！

帰りは、お弁当がないから、お昼は、マック。

アトランタについてすぐ、いきに行った和食屋さん“なかとう”に電話をして、行く。

また、誰かいないかな。いたいた、クルーの団体って、すぐわかる。
あっ、Y 教官だ！担任教官ではなかったけど、いろいろ習ったし、ラインに戻ってからは同じアイランド（客室乗務員は７つのアイランドにわかれていた）だったので、顔くらいは覚えてくれてるでしょう。挨拶に行ったら、驚いて今度は私が“なんでこんなところにいるの？”ときかれてしまった。
少し話したけど、JALは今大変そう。誰にきいてもそういう。

またまたお寿司。この旅行、８泊のうち、５回が和食、そのうち４回がお寿司。日本にいるときより食べてる。
明日の朝食用に太巻きをテイクアウト。日本茶のティーバッグもつけてくれた。

１月２日（土）

TVのケーブルの故障でTVがうつらない。天気予報が見られない。大丈夫さ、インターネットで見よう。まだ、猛吹雪がいるぞ。さぁどうしよう。う〜〜ん。まぁ、行ってみるか。
太巻きを食べて出発！

行きの車でも昨日も読んだ新聞紙、何かのときに使うかもしれないから、捨てたらだめだって。エンジンの保温や、雪の中に入ってスリップしてでられないときタイヤの下に敷いたりするんだって。そんな、使わないですめばいいけど。

とにかく、少しでも速く家に向かうため、お昼は、高速からすぐのファストフード。と、なると、またマックか。しょうがないか。さすがに、二日続けてマックのハンバーガーは気持ち悪い。で、全員フィレオフィッシュ。
しっかり食べておかないと、このあと、いつ食べられるかわからないぞ。マックの油、おなかに残ってちょうどいいか。

雨が降ってきた。それが、いつのまにだんだんみぞれになって、雪になって、大雪になって、イリノイ州にはいったとたん、猛吹雪！

今度いつあるか、おりられるかもわからないので、イリノイ州に入ってすぐのところにある Visitor Centerによって、全員トイレ。逆方向から来た人が、うちが高速をおりる予定のところからそこまで、普通なら、３時間のところ、７時間くらいかかったって話している。ここから７時間か。だいじょうぶかなぁ。

吹雪の中、ゆっくりゆっくり。あちこちに、すべって横向いていたり、溝に落ちたりしている車がたくさん。こわいねぇ。暗くなってくるともっとこわいねぇ。でも私が運転してるわけではない。こんな夜の吹雪の中、ちゃんと運転できるhusband、すごいなぁ。尊敬しちゃう！

６時間くらいで、無事、やっと高速をおりる。いつも行くスーパーがある、うちから４０分くらいのところのまちMattoon！やった！無事Mattoonまで帰ってきた！

２０時くらい。夕飯、どうする？今から買って帰って作ってもいいけど、ちょっと遅いよね。
中華のBuffetに行こう！あいているかなぁ。
あいてるあいてる！と、交差点をまがったとたん、“ズボッ”と５０センチくらい積もっている雪の中…。あらら…。だめだ、スリップして動けない。信号が何度もかわる。どうしよう。さっき、尊敬したばっかりなのに！
やっとどうにか動けて、チャイニーズレストラン“ハナン”へ。お客さんゼロ。こんな天気の中、こんな時間に、どこから来たの？ときかれてしまった。
Buffetの料理は、ほとんど煮詰まっている。でもありがたく、いっただきま〜す！

うちに帰っても、冷蔵庫からっぽだから、とりあえずの、明日の朝食に野菜と卵を買って帰らなくっちゃ。お米と納豆はあるから、納豆ご飯だね。

さあ、やっと帰れる！高速ではないので交通量が少ないぶん積もったままの雪も多い。２車線が１車線になっている。
Husband“なんで、車が傾いているんだ？”
私“道じゃないところを走ってるからだよ”
Husband“早く言ってよ！”
チューリップのＣＤをかけていて、一緒に歌っていたのんきな私“一生懸命歌っていたからさ…”

普通なら４０分もかからないところ、１時間ちょっとかかってかえる。

この旅行で、どれだけガソリン使ったか調べるため、最後に家の近くのガソリンスタンドでガソリンを満タンにしなくっちゃ。もういらないよね、と、そこで、新聞紙を全部捨てる。

さあついたぞ！わぁすごい雪！

６０センチくらい雪がつもったドライブウェイ。どうする？と、聞く間もなく、また、“ズボッ”そ、そんな…。こんな雪の中、入れるわけないでしょ。
新聞紙！新聞紙！え〜？さっき捨てちゃったよ。
とりあえず、子供たちと荷物をうちに運ぼう。車は便利だと、ぽんぽん適当につめたから、家の中に運び入れるのが一苦労。道路から家の入り口までこんなに遠いなんて、いままで気がつかなかった。
子供たちは、さっさと長靴にはきかえて、大雪の中で大騒ぎ。
うちに新聞紙のこってないかなぁ。ほんの数枚でも少しは役に立つでしょ。ガレージに入れるのは無理でも、どうにか動いて、道路にとめる。

２２時前、無事帰宅。

１月３日（日）

さぁて、納豆ご飯を食べて、洗濯の山をかたづけよう。こんな寒くて天気が悪くても、乾燥機があるので、ありがたい。それでも、５人分９日分って、かなりの量。

マイナス15度Ｃの中、あせびっちょりで雪かき。
Husbandと二人で、両方向からせめていこう。何故か私のほうが、速い。
“こらこら、まじめにやりなさい！”“やってるよ”“じゃあ、何でそんなに遅いの？”
やっぱり半分に区切って、“私はここまで！”と、さっさと終わらせて家に入る。

お昼頃ラジオで、大雪と寒さのため、明日学校Ｃｌｏｓｅのお知らせ。なぁんだ、だったら、もっとフロリダにいればよかったね。（その後、学校は１週間お休みになってしまった）

Ｒｏｓｙ’ｓ Familyの冬のVacation、フロリダに行ったのもAlbert一家に会うのも、去年の冬にもした事なので、去年の冬にはなかった、ものすごい大雪のほうがが印象深く残ってしまった。

おわり

　

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