St. Patrick's Day

                 3月 17日

 アイルランドの守護神、St.Patrick を崇める、アイルランドの祝日。

 お祭り好きなアメリカ人は、アイルランド系の人でなくても、この日、緑の洋服を着て、緑のビールを飲んで、パーティをする。

 学校や職場で、緑色のはいった洋服を着ていない人は、つねられる。

 色々な都市で、パレードが行われる。川の水を緑に染めてしまうところもある。

 shamrock(このページの背景の絵)や、アイルランドの妖精、Leprechaun が、学校やお店、カードなど、デコレーションに使われる。 

 四葉のクローバーを見つけるのは、普段でも、ラッキーだが、特に、この日に見つけると、もっとラッキー(double the good luck)。

 他に、この日にするとラッキーなことは、Blarny Stone にキスをすること。

 

St.Patrick とは

 西暦360年頃、Britain で生まれる。本名、Maewyn Succet。

 16歳のとき、Ireland の海賊に誘拐され、奴隷にされ、
羊飼いをさせられる
その間に宗教に目覚め、神を知り、神と話す。

 6年間の奴隷生活の後、ようやく逃げ出し、Britain に戻る。

 すぐに、宣教師として、Irelandに戻るように、神に呼ばれる。

 Irelandに戻り、多くの教会や学校を建て、キリスト教を広める。

 西暦460年、3月17日、死去。

 

shamrock とは

 しろつめくさ、クローバー。Irelandの国花。

 St.Patrick が三位一体説をといたときに、この三つ葉を使って説明したといわれている。

 この Shamrock の色から、緑色が、St.Patrick's Day の色になる。

 

Leprechaunの伝説
 Irelandの伝説の妖精。身長約2Feet(約61cm)、緑色の服を着て、
緑色の帽子をかぶった、靴職人。

 見つけると、隠してある宝(壷一杯の金)のありかを教えてくれる。

 St.Patrick とは、何も関係ないが、Ireland の伝説ということで、この日の
デコレーションなどに使われるようになる。

 

Blarney Stone
 Ireland の Village of Blarney の Blarney Castle 
の塀にある石。

 これにキスをすると、お世辞がとっても上手になる
といわれている。

 ある王に、おぼれているところを助けてもらった老婆が、
お礼に、その石にキスをすると雄弁になるような
呪文をとなえた、という伝説から、そう言われている。

 

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